意見を表明しました(国民生活調査会・委員懇談)
- Hirata Inaho
- 2024年5月17日
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更新日:3月28日
5月17日の国民生活調査会では、これまで参考人から伺ったお話を踏まえ、委員同士での懇談がありました。
私からは、以下のような意見を申し上げました。
農業についての参考人意見では、農業に関心を持つ人々の中で、テレワークをしながら農業に従事したいと考える人も増えているという現状について話を聞きました。特に、農業と他の事業を組み合わせる形の取り組みが増えている一方で、地域づくりには仲間を集めることが重要だと感じました。私は、地域活性化には、農業と他の事業を組み合わせる形で地域の魅力を伝え、若者や現役世代を大都市から誘引できる場所を創出する仕組みが必要だと考えている旨を申し上げました。
また、空き家問題については、日本の住宅は、ぼろぼろになるまで住み続けることが多いという特徴があり、リノベーションによって新築同様の住み心地を提供できるという意見を伺いました。この意見を踏まえ、住宅市場の支援を行うことで、価格が抑えられた物件や税の優遇措置を活用して、地方への移住促進を図るべきだと感じました。
さらに、障害者への情報保障の重要性については、災害時に障害を持つ方々が情報にアクセスできないことが命に関わる問題になると伺い、当事者の意見を反映したユニバーサルデザインが必要であると感じました。また、地方の公共交通に関して、赤字路線問題に関して鉄道事業者だけに対応を求めることが現実的ではないという指摘もあり、私も自治体や鉄道事業者、そして障害を持つ方々の意見を集めて、全国的に知識と工夫を平準化することが重要ではないかという所感をお伝えしました。